はじめに
2023年6月11日にHappiness Chainというプログラミングスクールに入会しました。
1ヶ月と少し経ったので、入会の経緯と今まで学習した内容についてまとめておきます。
自己紹介
略歴
現役のエンジニアであるにもかかわらず、なぜプログラミングスクールに入ったのか。それを説明するために、少し長いですが、まず自己紹介をさせてください。
関東在住の30代前半です。大学卒業後に長く引きこもっていたのですが、紆余曲折あって短期間の職業訓練を経てIT企業に拾っていただき、人よりかなり遅れて社会人デビュー。システムエンジニアとして働き始めて5年目になります。
現職の環境
現職の同僚は経験のある中途採用の方か、大学等でプログラミングをしっかり学んできた方ばかりで、私のように基礎能力が足りずに入ってきた人はほぼいません*1。メンターもいないし、コードレビューもありません。
そんな中でも日々経験を積み、一人前のエンジニアとして開発ができるようになりたいと思い、休日も自分で買った本や動画で勉強をしてきました。
ただ、会社では複数の言語を扱っており短期間で変わるので、あれもこれもやらなくてはと手を広げすぎた結果何も身に付かなかったり、そもそもこの教材ややり方であっているのか迷いが生じたりして、なかなか勉強を習慣にできませんでした。継続力のない自分のことも嫌になっていきました。
何をどうやって勉強すれば一人前のエンジニアになれるのかと、上司や先輩にも何度か相談しましたが、上述の通り基礎能力が足りずに入社した人が私しかいないので、あまり有効な回答は得られませんでした。
自信が付くかと思い応用情報技術者等の資格も取りましたが、コーディングの能力が上がるわけではありません*2。
成長の実感が得られない
会社からはそれなりの評価を得られてはいますが、自分としては成長を実感できないまま時が流れ、いつしか無力感ばかりが深まっていきました。
現職の環境では、私はこれから大きく成長することは難しいと感じています。かといって実力がない状態で転職が上手くいくはずがない。もうどうしようもないと諦めかけていました。
Happiness Chainを知る
そんなある日、Qiitaで目にしたのがHappiness Chainを経て転職に成功された方の記事でした。
こちらの記事で初めてHappiness Chainを知りました。
正直に言うと、それまでプログラミングスクール業界全体にあまり良い印象を持っていませんでした。受講料が高額なのに3ヶ月くらいの短期間で卒業生を生み出してSES企業に売っているイメージでした。3ヶ月でプログラミングができるようになるなら誰も苦労しないです。
ですが、こちらの記事とホームページを見て、Happiness Chainはそんな悪徳プログラミングスクールとは全く違うことがわかりました*3。
カリキュラム
ホームページのカリキュラムの一覧を見ると、HTML&CSS、JavaScript、Rails、SQLといったフロントエンド・サーバサイドの基本をしっかり押さえています。最初の方には実務に必須のLinux、Gitもあります。しかも後半にはType Script・Reactなどのモダンな言語もあり、AWSまであります。
これらをすべて、いや半分でも身につけようと思ったら絶対に3ヶ月では無理です。
現役エンジニアでさえ、ここまでできる人は少ないのではないでしょうか。
だからこそ、Happiness Chainが現場で通用するエンジニアの輩出を本当に目指していることが伝わりました。
もしこのカリキュラムをすべてクリアできたら、私も目指していた一人前のエンジニアになれるかもしれないと希望が生まれました。
受講料の安さ
とはいえ、受講料60万とかだったらさすがに躊躇します。しかし、なんと月額3万5千円弱*4でした。お財布に優しくてありがたいですが、カリキュラムに対して安すぎて逆に戸惑いました。カリキュラムとして色々挙げているけど、実は中身がスカスカなのでは?と疑いました。
2週間くらい迷って他のスクールも探しました。ただ、やはり最初にスクールに入ろうと思ったきっかけがHappiness Chainだったことや、Go言語を学べるのが魅力だったことから、最終的に「まあ思ってたのと違ったらすぐ辞めればいいや」と思い切って入会しました。
入会後の感想
心配していたカリキュラムの中身ですが、想像以上に充実していました。きちんとこなせば本当に自分で一通りこなせるエンジニアになれると思います。むしろ、私がちゃんとついていけるかどうかの方が心配になりました。。
週20時間は取り組むつもりですが、1年以上かかることも覚悟しています。
他の受講生の方もモチベーションが高い方ばかりなので、早いペースを見て焦ることや、現役エンジニアなのに全然できていなくて恥ずかしくなることも正直あります。
けれど、そういったことを差し引いても、自分一人で悩んでいた時に比べて圧倒的に楽になりました。頑張っているのは自分一人ではないと感じられるし、目の前の課題を地道にクリアしていけば成長できるとわかっているからです。
今後も自分のペースで取り組み、できないことにきちんと向き合い、実力をつけていきたいです。
1ヶ月目にやったこと
ここからは入会後の1ヶ月に取り組んだことを振り返って、次の1ヶ月でやることを書いておきます。
1ヶ月目は、カリキュラムの一番初めから取り組み、以下を学びました。
- 質問の仕方、アウトプットの仕方
- Progateでのプログラミング体験
- Markdown記法
- Web技術の基本
- VScodeの基本
- VimとLinuxの基本
- Git & GitHub
- HTML&CSSの基本
補足:現役エンジニアの取り組み方について
ちなみに、Happiness Chainの方針としては、現役エンジニアの場合は既知の内容を飛ばし、仕事で使う言語やツールから取り組んでも良いとされています。
私は基礎に抜けがある自覚があるため、一番初めの課題から全部やろうと決めました(課題の本や動画を見て、明らかに既知のはスキップしたり動画を倍速視聴したりはしています)。
1ヶ月取り組んできて、基礎的なことでも知らなかったことも多かったので、その決断は間違っていなかったと思います。
2ヶ月目にやること
- ブラウザのデベロッパーツールの使い方
- HTML&CSSのアウトプット課題
- ロードマップ以外の本も使って知識を深める
- HTML&CSSとJavaScriptの教材
思った以上にHTML&CSSのアウトプット課題でつまづいてしまい、闇落ちしそうになりました。
ただ、ここを乗り越えたら絶対に成長できるし、調べてもわからなかったらメンターに相談できる安心感もあり、なんとか乗り越えられそうです。
2ヶ月目でDockerまで終わらせたいなと漠然と想像していましたが、あまり焦らずにしっかりHTML&CSSをやりたいと思います。
カリキュラム外でやりたいこと
2ヶ月くらいやればHappiness Chainでの学習習慣が定着すると思うので、3ヶ月目からは英語もやりたいなと思っています。
あとは、交友関係も広げたいので、そろそろ定期的に開かれるオンライン/オフラインミートアップにも参加して、他の受講生の方ともっとお話ししたいです。